楕円輪花皿をタタラ作りで製作するための元の型を作る過程を紹介します。
青白磁楕円輪花皿

先ずはお皿の形を手作業で作ります。
サイズはしっかり測りますが、細かな形状等は経験と感覚で製作していきます。

完成した元になる土型を板の上に置きます。

石膏を流し込む為に土で囲いをします。


石膏を作ります。


石膏を流し込みます。



石膏が固まったら囲いの土を外します。


裏返して元の土型を外します。





元の土を外したら改めて型の微調整をおこない一日置いておきます。

次の日にこの型の中に石膏を流し込んで、固まったら、中の石膏をゆっくり慎重に外します。
その外した石膏がタタラ作りをするための型になります。

使い易くするために台も付けます。

この型が完成するまで4日間ほどかかります。
今回は今までの楕円輪花皿よりひと回り大きなサイズのものを製作しました。
また器が焼き上がりましたら紹介したいと思います。
おまけ
今日の窯出しで可愛らしかったうつわ


飴釉の取り鉢と刷毛目の小さな片口
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