今日は鈴華窯の土のこだわりを紹介します。
土は基本的に目的に合わせて、いろいろな産地の土をブレンド
して使用しています。
《今回は信楽の土を鈴木智尋本人が手掘りしてきました》
この信楽の土、2種類をブレンドしたものを天日干しします。
しっかり乾かした土をハンマーで丁寧に砕き雨水に浸しておきます。
この水分を含んだ土を今度は綿布でくるんで陰干しです。
この土を土練機に入れて練られた土をまた入れ直すを数回!
ようやく器作りの土が完成です。
この間およそ1ヶ月、ほんとに手間のかかる疲れる作業ですね。
でもこの土の種類の違いやブレンド具合で焼き上がってくる器の
表情が違ってくるのでとても大事です。
陶芸家にとって土選びや土づくりは、やきものの根源を支える重要な要素なのです。
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