「 C r a f t 」とは、機械生産にたいしての手仕事、と表現される。

元来モノを大量に必要とした時代がくる前には
C r a f t という言葉はなかったのかも知れない。

そのくらい人がモノを作るということは当たり前のことなのです。

当たり前で無くなりかけている時代に、その当たり前のことを生業とし、
人々の暮らしの中に小さな " 思い " という明かりを灯す人たちがいます。

彼ら彼女らと触れ合い、モノが持つ物語に耳を傾けることで、人の暮らしが少し豊かになり、モノに対する価値観も変わるのではないのでしょうか。

堺という街は、日本の工芸を育てた「茶の湯」に緑が深く、
古くは世界各国から様々な文化が水揚げされた情報の窓口としての中心地でした。

再びこの場所から、人と人とのつながりを、モノや食を通じて、
関西一円をはじめ全国にも広げていきたい。

灯しびとの集いはそんな志を持つ人の集まりです。
 
灯しびとの集い実行委員会会長 辻野 剛

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 快晴の行楽日和、沢山の人に来ていただきまして、無事に『灯しびとの集い』を終えることができました。鈴華窯では多くのうつわが品切れする程の大盛況で感謝の気持ちでいっぱいです。

堺という土地柄なんでしょうか、地域に根付いたクラフトマンシップ 、手仕事の街、人、モノ作りをする者にとって、とても魅力的な場所で、作り手も 、またこの場に遊びにこられた人たちも、みんなが楽しめる最高のイベントだったように思います。

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これはオープン前、うつわを並べているところ。
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今回一番人気のあったガラス釉、飴釉のコーナー
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ガラス釉、飴釉のさんま皿は完売。
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ガラス釉、飴釉に負けない人気のあった青白磁がメインのコーナー
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(Chiyokoさんが作ってくれたポップと料理写真!ありがとう。)
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こちらも人気のマット調マグカップ!十草シリーズは完売
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バタバタの鈴華窯のブース
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鈴華窯のうつわを買ってくださって、本当にありがとうございました。「二周か三周くらい回ってこれに決めました」と言ってくれたお客様もいて、本人とても喜んでおりました。
またギャラリーやバイヤーの方にもお声掛けしてもらったり、いろんな交流がもてた貴重な二日間でした。これからも鈴華窯を宜しくお願いします!